大雪の中、車を走らせて、昨夜見てまいりました。
例によって見てない人の方が多いので、ネタバレはなしで、さらっとだけ。
SAYURI 公式サイト
まず、「芸者が英語を喋ってる」という違和感ですが・・・これは最初の数分は感じましたが、あとはOKでした。もともとドキュメンタリーじゃないので、
「ファンタジー」として見ればいいんじゃないかな。
完璧だったのは
キャスト。
それぞれの役柄にピッタリ合ってると思うし、演技派揃い!
英語で演技をしても、役所さんはやっぱ役所さんだし、桃井さんはやっぱ桃井さんなの(笑)。謙さんも同様ですね。
★
チャン・ツイィー(さゆり)
美しいというより、清楚で可愛いイメージ。さすが元・バレリーナですね。
身のこなしが綺麗だし、踊りもとっても上手でしたよ~。すごい努力だと思う。
★
ミッシェル・ヨー(豆葉姐さん)
個人的には、いちばん美しいと思いました。
歳は上なんだけど、なんとも艶やかで凛としてて。素敵でした~。
★
コン・リー(初桃)
すごい迫力でしたよ!助演女優賞モノの演技。
原作の役柄に、切なさや哀愁が加わり、深みが増したように思います。
さゆりの少女時代を演じた
大後寿々花ちゃんも最高でしたよ~。
けなげで可愛かった。
そして、
工藤夕貴さん。すごい女優さんですね、この方。
英語もいちばん上手だったし、これまた原作よりも「おカボ」の存在感が強まった感じ。ファンになりました。
どっちかというと、ストーリーよりも映像美と演技を楽しむ映画。
あんまり細かい突っ込みはせず、ハリウッドが作り上げた豪華絢爛なGeishaワールドを覗いてみてください(^^)。
舞の海が出てるって、知ってました?(笑)