■パチーノ様!!■
カリートの道
(1993年)
監督:ブライアン・デ・パルマ
出演:アル・パチーノ、ショーン・ペン他
改めて
Al Pacinoのカッコ良さに痺れた!
スカー・フェイスのような狂気さはないけど、私はこっちの役柄の方が好きだなあ。
【概要】
かつて暗黒街の大物として鳴らしたカリート(アル・パチーノ)は、刑務所を出所してかたぎになろうとするが、恩人弁護士(ショーン・ペン)の危機を救ったことから再び抗争に巻き込まれていく…。
【感想】
冒頭シーンから、カメラワークと映像が素晴らしい!!
何てことないシーンや台詞も、主演ふたりの演技力に加えて、とにかく「見せ方」が巧いんで、ぐいぐい引き込まれました。最初に結末がわかっちゃうけど、それでも「どうなるんだろう?」って気になります。
アクションやバイオレンスというより、何だか切なくなる人間ドラマの方が見どころ。ギャングの悲しき運命、みたいな。しかし、友情だけは継続すると思ってたのに!あれはけっこう衝撃だった。
それにしても、この人にはホントに驚いたよ!
最初は
Sean Pennだってわからなかった(笑)。
こんな時代もありました。若いときのSeanって、James Dean っぽいよね。
もうひとつビックリしたのは、
Viggo Mortensenがチンピラ役で出てたこと。
ロード・オブ・ザ・リングでブレイクするまでは、こういう役柄を地道にこなして来たんだろうな。でも正直、「アラゴルンじゃないヴィゴ」には萌えられない(笑)。
そして、
続編がすでに撮影中だそうです。1960年代を舞台に「カリートの若い頃」を振り返るストーリー。残念ながらアル・パチーノは出ません。主演の人は知らない役者さんでした。
この人も出演するようですが、どうやら本人役みたいですよ(笑)。
ソースはこちら。
Carlito's Way - Rise To Power