大絶賛を浴びてる
Mariah CareyのNew Album 「
Emancipation of Mimi」を聴きました。
まず、みなさん
復活アルバム!!みたいなことを書いてますが、実は私、彼女が「復活と言われるほど低迷していた」ことさえ知りませんでした(^^;)。
私がマライアについて知っていたことといえば・・・
1) 「7オクターブの歌姫」と言われていた。声量・音域ともに申し分ない抜群の歌唱力。
2) 普段、洋楽を全く聴かない人でさえ知っているような、大ヒット曲を持っている。
(Emotions, 恋人たちのクリスマス、など)
3) ソニーの社長、トミー・モトーラ氏と結婚していたことがある
4) 顔の左半分に自信がないため、いつも右側を向けて写真やビデオに写っている
・・・すみません、このくらいの知識しかありませんでした(汗)。
「普段、洋楽を聴かない人でさえ知っているようなビッグネームのアーティスト」と言えば、他に
マイケル・ジャクソン、
マドンナ、
ホイットニー・ヒューストンなどが思い浮かびます。
この人たちについては、私もアルバムを聴いたことがあるんですけど、なぜかマライアは、CDを買って(もしくは借りて)まで聴いてみようと思ったことはありませんでした。
理由は・・・何だろう、大げさなバラードばっか歌ってたからかなあ。それと、どこか
ダサ感があったんですよね(^^;)。もちろん、セレブとしてお洒落してるんだけど、なーんか垢抜けない印象というか。
それに、歌唱力は素晴らしいんだけど、結局、
「ほら、私ってこんなに声が出るのよ。すごいでしょ?」みたいな雰囲気で、「そうですね、ホントに。」以外の感想がなかったというか(笑)。別に嫌いってわけじゃないけど、それほど興味がなかったというのが、正直なところです。
それが、いつの間にやらマライアが
Black Music路線に転向(?)していると聴き、急に興味が沸きました。あれだけの実力シンガーが、ソウルフルな黒人系の歌を歌ったら・・・そりゃ、すごいだろうなって。
でも、この時点でもまだ半信半疑(^^;)。
ファースト・カットの
It's Like Thatを聴いたときは、「え?これマライア?」ってビックリしたけど、全編このウィスパリング系の歌い方だったら、それはそれでなんだか不満だなあ・・・と。7オクターブがもったいないじゃん!という気もしたんですよね。
かと言って、また「歌い上げますよ、ええ!」的な大げさなヴォーカル揃いでもイヤだし・・・。我がままな希望なんですけど。
そして、今回初めてマライヤのアルバムを聴いたわけなんですけど、心配は無用でした!!(笑)
曲のバランスも良いし、声の強弱が素晴らしいです。
もちろん、プロデューサーのバックアップ、共演アーティストの豪華さ・・・というのもありますけど、もしかしてマライア自身が一皮向けたというか、何かを突き抜けたのかもしれないなあ・・・なんて思ったりもしました。
とにかく、
乗れるし、泣けるし、名曲揃い。
みなさんが絶賛するのも納得です。
というわけで、「はじめまして、マライア。ずいぶんと遅くなったけど、過去のアルバムも聴かせてもらいますね!」という心境です(^^)。
ラッキーなことに、これだけ売れた人なんで、BOOKOFFの100円コーナーにどっさりあるんですよね(笑)。